「ねえ、私妊娠したみたい」
彼女が妊娠した時、あなたはどんな行動をとりますか?
子供を授かることは幸せなことですよね。しかし、様々な事情によって中絶をしなければならないカップルもいるかもしれません。
筆者も彼女が「妊娠したかも、、」と言ってきたことがありました。生理不順で月経がめちゃめちゃ早かったとのこと。検査結果は陰性だったのですが、その間自分はどうしていいかわからず、彼女を気遣ってあげることができませんでした。
それを機になんとなくお互いの距離が離れていってしまい、別れることに。。。
女性は中絶を考える時、実際に中絶をしなければならなくなった時、相当な精神的ダメージを受けます。ですので、男性はしっかりサポートする必要があると感じました。
この記事では彼女が中絶するリスクと中絶する際にかかる費用を紹介します。また、男としてどのように対応すればいいのかも解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
多くの人が中絶を選ぶワケ
彼女が妊娠した時は生むか中絶するかどちらかを選ばなければなりませんよね。
多くの人はどんな理由で中絶を選ぶのでしょうか?
主な理由としては、
- 学生カップルなので結婚をしていない
- 結婚はしてるが子供を育てるお金がない
- 浮気相手が妊娠してしまった
などが考えられます。
この他にも様々な理由で中絶を決意します。望まない妊娠は中絶するしかありませんよね。
しかし、そもそも妊娠を望まない場合は中出しセックスなんて絶対してはいけませんよ。
女性にとって中絶はリスクしかありません。
具体的に中絶にはどんなリスクがあるのでしょうか?また、金銭的にどのくらい負担しなければならないのでしょうか?
このことをしっかり理解し、少しでも彼女をサポートしてあげてください!
彼女が中絶するリスクと注意点
中絶は紛れもなく手術です。体に負担がないわけはありませんよね。
また体以外にも精神的・金銭的にも大きな負担がかかってしまいます。
具体的には次のようなリスク・注意点が挙げられます。
- 中絶するなら妊娠22週未満まで(それ以降は中絶ができない)
- 妊娠中期(12週~22週未満)は中絶後に死産届が必要
- 中絶手術を受けるには本人とパートナーの同意書が必要
- 10万円以上と高額な費用がかかる
- 手術後数日はめまいや頭痛などが繰り返し起こる
- 流産や早産をしやすい体になってしまう
- 中絶した罪悪感や後悔の念から大きなストレスがかかる
など、さまざまなリスク・注意点があります。
女性にかなりの負担がかかることがわかったと思います。
このようなことを男性が知っているだけで、女性は少しでも精神的に楽になります。
彼女の辛さを共感できる男になりましょう!
中絶する際にかかる費用
中絶には高額な費用がかかってしまいます。中絶費は妊娠初期(妊娠12週未満)と妊娠中期(妊娠12週以降)でかなり異なります。
中絶費用は基本的に保険がきかないため全額自腹になります。注意しましょう。
病院初回の診察では、妊娠検査だけでなくHIV・梅毒・B型肝炎などの性感染症や病気に感染していないか調べるため2万円ほどの受診料がかかってしまいます。
また、中絶することを決意したら、さらに手術費用がかかります。
細かい費用は病院によって異なりますので手術までにしっかり確認してください。
とある渋谷区の病院ではこのような料金表となっていました↓↓
週数 | 金額 |
---|---|
妊娠4週から5週まで | 98,000円 |
妊娠6週から7週まで | 120,000円 |
妊娠8週から10週まで | 140,000円 |
妊娠11週から12週まで | 160,000円 |
この病院では妊娠初期までしか中絶手術を行うことはできませんでした。
妊娠初期の場合、費用は10万円以上で日帰りでの手術となることが多いようです。
では、妊娠中期で中絶する場合はどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
妊娠中期となると妊娠初期とは異なり、分娩方式というやり方で手術しなければなりません。
これにより、体にかかる負担が大きくなるため3日ほどの入院が必要になります。
費用はかなり高額で、手術費や入院費、死産届の提出代行、火葬料を含めると、病院にもよりますが30~50万円程度の費用がかかってしまいます。
このように妊娠中期は身体的にも金銭的にもかなりの負担がかかってしまいます。
中絶する際は早めの決断をおすすめします。
男性は彼女の中絶をサポートしよう
中絶には精神的にも金銭的にも負担がかかることをしっかり理解し、彼女をサポートしてあげましょう。
男性ができるサポートは主に2つです。
金銭面でのサポート
中絶費用はかなりの高額です。男性は彼女のパートナーとしてお金は払いましょう。
全額負担が男らしいですが、それが無理ならば出せる範囲で工面しましょう。
精神面でのサポート
彼女の話をとことん聞いてあげてください。
あなたのほうから「中絶してほしい」というのではなく、彼女の意見を聞き受け入れましょう。彼女に中絶するのか決断させてあげれば、心理的に楽になります。これを心理学的には自己決定性といいます。
ただ、中絶することを決めても彼女の迷い・不安はなくなりません。その決断が正しいものなのか自分のなかではっきりできないのでしょう。
また、手術後にはホルモンバランスの乱れや罪悪感から多くの女性がマイナス思考になってしまいます。
男性のサポートが必要です。彼女に寄り添って話を聞いてあげましょう。
まとめ
今回は彼女が中絶する際のリスクとそれにかかる費用を紹介しました。男としてどのように対応すればいいのかわかったと思います。
今後の自分たちの関係をしっかり考え、女性の気持ちに寄り添い、しっかりサポートしてください。